徒然なるままに。

徒然なるままに日々のこと。なんちゃって教員の備忘録。

何が「つながり」で、何が「変容」なのか。~働き方改革に取り組んでいて~

「働き方改革」とか「業務改善」は、学校現場にどのような「つながり」や「変容」をうむのでしょうか。 昨日は、ある企業で研究職を勤めてる方に、職場の業務改善について教務主任と共に相談させて頂きました。丁寧にコンサルして頂き得難い知見を多く頂きま…

学校は変わる、変わり続ける

クラスに変化を感じる瞬間があように、学校に変化を感じる瞬間というものがあります。今日は、そんな瞬間を感じることが出来ました。 夏休み明けが間近に迫った今日、同僚と研修を設けました。参加は自由。子どもも大人も憂鬱になる夏休み明け(笑)。少しで…

恩師来校×ホワイトボード×ESD

授業研を終えました。ある方の御配慮によって、まさかの恩師来校。現場に戻り、学校が変わり、私自身がどう変わったのか。3カ月間の子どもたちと私の姿を隠さずありのままに見て頂きました。 教科は総合学習。近隣の公園の桜の伐採と今後の開発についてテー…

大きな大きな山に向かいつつ・・・。

先日、所属する大学院の課題研究の成果発表会を無事に終えることができた。2年に渡る大学院の生活で多大な時間を本研究に費やしてきただけに、やり終えたという充実感を得る一方、もっとこうすればよかった、ああすればよかったと色々と悔しい気持ちも存在し…

学びを次世代へ

今日は附属国際中等教育学校で、自身が専門で学び実践してきた「ライフヒストリー・インタビュー」をもとにインタビューと研究についての授業をしました。まさかの指導教官とのコラボ授業です。国際中等の子供たちは、カリキュラムで中学一年から研究の一歩…

この4カ月ほどの取り組み

約3カ月ぶりのブログとなりました。 この3、4ヶ月ほど、取り組んできたことに論文の執筆があります。この2年間取り組んでいるメインの論文とは別に2本の論文を仕上げることにチャレンジしてきました。メインの研究論文を差し置いて別の論文を書くという、相…

ウヴェ・フリック , 鈴木 聡志 訳『質的研究のデザイン (SAGE質的研究キット) 』,2015. 第4章

第4章について ウヴェ・フリック , 鈴木 聡志 訳『質的研究のデザイン (SAGE質的研究キット) 』,2015. 第4章 「質的研究のデザイン」について 〇研究デザインとはなんだろう? 研究デザインとは研究の焦点を減らすことらしい。あれこれややこしくしないで…

韓国より帰国

先日、無事に「韓国政府 日本教職員招聘プログラム」を終え、日本に帰国しました。現地での学校や委員会訪問、授業、ホームビジット、そして国内外の仲間との繋がり・・・。あげればきりがありませんが、全てが貴重な経験となりました。 お世話になったACCU(…

親不知で日々の有難みを知る

〈近々私に会う方へ。〉歯医者で親不知を抜こうと試みましたが、抜くことが出来ませんでした。左の頬が少々腫れております。明日に腫れが収まることを願いますが、そうもいかないそうです。そんで下記のお願い。 ①顔を見ても笑ったり、ネタにしたりするのは…

〈研修日誌を書くと言こと〉

昨年度から研修日誌を大学院で書いていますが、本年度は研修に行く機会が前年度の倍あり、書く回数も多いため、パソコンに向かって省察を試みている日々なのであります。 単なる記録、感想文として機械的に書けば簡単に済むのですが、(そうして済ませてきた…

〈去りし友に会いに行く①〉

鬼退治に行くはずが、青鬼に連れられて鬼ヶ島から逃れた仲間を確保しに行くことに。そんで今日は小平へ。要するに大学院で共に学んだ現職の仲間たちが、現場に帰り何を実践し、何を感じているかを探る旅でした。 いやー楽しかった。本当に学べるフィールドワ…

研究メモ④ 文献より4「サンプリングと選択アクセス」について

第3章について ウヴェ・フリック , 鈴木 聡志 訳『質的研究のデザイン (SAGE質的研究キット) 』,2015. 第3章 「サンプリングと選択アクセス」について はい。3章です。しかしながら、学術本の翻訳って本当に読みにくい(-_-;) 今まで学術系の文献でスラスラ…

研究メモ3 文献より3 「アイデアからリサーチクエスチョン」について

ウヴェ・フリック , 鈴木 聡志 訳『質的研究のデザイン (SAGE質的研究キット) 』,2015. 第2章 「アイデアからリサーチクエスチョン」について 随分と間が空きましたが、読み進めている本の2章の話。自分が進めている研究については、リサーチクエスチョンを…

僕の小学校時代① ~BとCの覇権戦争~

自身が小学校の教員ということもあり、自らの小学生時代の原風景みたいなものを、思いつくまま幾度かに分けて綴ります。記念すべき第一回は、私の小学生時代の学力について。 今まで担任をしてきた教え子たちや同僚にも伝えていますが、小学校時代の私はとて…

研究メモ② 文献より2  質的研究と量的研究について

ウヴェ・フリック , 鈴木 聡志 訳『質的研究のデザイン (SAGE質的研究キット) 』,2015. の第一章の続き。 質的研究か量的研究かってよく議論されるが、どっちが正しいとか、スゴいってことじゃないと思う。どっちも大事だし、研究の考え方(認識論ていうの?…

研究メモ② 文献より1 質的研究を探る旅へ。

研究メモ② 文献より1 『SAGE質的研究キット1 質的研究のデザイン』 ウヴェ・フリック監修 第一章より 大学院で質的研究という言葉を沢山耳にしてきた。そして、自身の研究も質的研究にあたる。(多分。)そんでもって、じゃあ質的研究とは何か。interview…

読書記録②『やり抜く力 GRIT(グリット)』 それでもGRITが育たない私。

読書記録② 『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』アンジェラ・ダックワース (著), 神崎 朗子 (翻訳) 遅まきながら、ようやく読みました。周りで読んでいる人が随分多かったのと、書店にずっと平済みになって…

読書記録① 月と六ペンス

「月と六ペンス」 読んだ本。 一回目がいきなり教育書ではなく失礼。 妻に薦められて読んだ本。通勤電車勉強の頭ほぐしで読んでましたが、一気に引き込まれました。世界的ベストセラー。 薄っぺらい謎解きや恋愛で物語は展開しません。語り手の私と主人公の…

ブログ始めます

日々の振り返り、読んだ本、実践記録、失敗談 等々…。 綴ることにします。前にもブログやったけど続かなかったな。 さて、今回はどれくらい続くことやら。